伊豆諸島 最果て 青ヶ島 編
還住丸 & 要塞・三宝港にて空飛ぶXR50モタード
東京都伊豆諸島 青ヶ島
容易には行くべきではありません 帰ることが出来ません
困難さは私からの説明は省かせて頂きます
一週間程度、島に缶詰になる覚悟が必要です
渡島方法は二つ、船とヘリコプターになります
船の欠航は日常、ヘリも天候と風に影響されます
ヘリは9人乗りで欠航すると全員、翌日に空席待ちするので
当分、順番が回ってきません
火山の中で火山が起きた二重カルデラ島です
青ヶ島 上陸 編
東京〜三宅島〜御蔵島〜八丈島〜青ヶ島
東京から三八航路、八丈島行き [ かめりあ丸 ] に乗船
非常に稀な条件なしの御蔵島、行きませんが波の状況は最良
凪[なぎ] (風がやんで、波がなくなり、海面が静まること)でした
八丈島・底土港到着。島の反対側にある八重根漁港へ移動
短い八丈島ツーリングでした ビックリは750ccの白バイが取締りしていました
青ヶ島への定期船 [ 還住丸 ] 幸運の就航でした
青ヶ島は御蔵島・利島と同じく絶壁の断崖になっています
島内では海が見れる場所が少ないです
唯一の港(三宝港)は街から遠く、断崖を削った非常に立地の厳しい港です
港の維持はあきらめたら?と言いたくなります
青ヶ島 山中 編
三宝港〜青宝トンネル〜キャンプ場〜ふれあいの湯
街へ行くにはカルデラの中を進まないと行けません
三宝港からのカルデラの淵を進むルートは滑落で通行止めです
行き止まり多し 建設中の第二の港(大千代港)への道も復旧不能な崩れ落ち方でした
要塞化している三宝港でも還住丸の後ろでは崖崩れで岩が落ちてきていました
ココでは普通?私にはその迫力・爆音が圧巻でした
歩くことは、諦めて下さい
尋常でない距離・急斜角度です
通かかりの車があれば乗せてくれる事でしょう
それが常識になっている島だと思います
歩く事は不可能であり、行き先が街に決まっているからです
カルデラ内には [ ふれあいの湯 ] とキャンプ場があります
火山の地熱でキャンプ場周辺など硫黄の煙が出ています
オオタニワタリという草がたくさん自生しています
青ヶ島 街中 編
平成流し坂トンネル〜信号〜十一商店〜ガソリンスタンド〜郵便局〜ヘリポート
集落は一つだけ
信号も一つだけ
押しボタン式で学校の前で、ずっと青信号です
住所はありません「青ヶ島村無番地」で郵便は届くそうです
「無番地」が無いと記載漏れと思われてしまい戻ってしまうかも知れないそうです
商店は二つ 菊池商店と
十一(通称:といち)商店 朝に工事現場に行く人たちが買い物をしていきます
しかし、店員がいません ???何故?
カウンターにお金がいっぱい置いてありました
無人販売です!
畑で野菜の無人販売はわかりますが、お店そのものが無人販売!
青ヶ島 脱出 編
還住丸 運航状況
8月3日 就航
8月4日 欠航
8月5日 欠航
8月6日 欠航
8月7日 欠航
8月8日 欠航
8月9日 欠航
8月10日 欠航
8月11日 欠航
8月12日 欠航
8月13日 欠航
8月14日 欠航
上陸日以降、信じられない欠航続き・・・
船が出ません
帰れません
どうしよう?
ヘリしかありません
バイクは?
運送会社は郵便局しかありません
船会社・港に行っても運行時以外、誰もいません
道を通る方を片っ端から聞いてみました。
駐在所のおまわりさんから情報収集GET
広江建設の番頭さんが運搬を請け負っているそうです
7:30頃、朝ごはん後で在宅の可能性ありです
方面に電話を掛け合ってもらい、どうにか請け負って頂きました
Special thanks
広江建設 番頭さん
駐在所のおまわりさん
無事帰宅出来ました
XR50帰還 写真集
青ヶ島<交通・宿泊>